おせち料理には「生おせち」という分類のしかたもあります。

生おせちは冷蔵便おせちのこと。

通信販売のおせちの多くは冷凍のおせちです。
冷凍にはメリットがたくさんあって、長い間保存できるので、早い時期から大量生産でき、北海道・東北地方や沖縄・離島に至るまで全国隅々にお届けできることなどが挙げられます。

冷凍おせちのデメリットとしては、冷凍の場合、お重のまま冷蔵庫に入れてまる1日解凍をしなければなりませんので、年の瀬の食材いっぱいの冷蔵庫におせちのスペースを確保することが難しいこと。

解凍すると味の落ちる食材があること。

もうひとつ、解凍には意外と時間がかかりますので、せっかく元旦に開いたおせちの中に解凍しきれていないジャリッという食感のものが混じる心配があること。

それに比べ、冷蔵便の生おせちなら、届いた状態のまま冷えた部屋に置いておけば、作りたての食感を楽しめるわけです。ジャリッという心配もありません。


生おせちのデメリットは以下のようなこと。

大量生産できませんから、価格が割高になります。
生おせちは長持ちしませんので、お届けの地域が限られます。
生おせちは、北海道・青森・岩手・秋田・九州・沖縄および島部・離島へ届けるのは難しいです。

生おせちは、賞味期限が短いですから、通常12月31日のみのお届けとなります。
このように生おせちは自由度が低いですが、都市部にお住まいなら良い選択といえますね。


詳細と価格などはそれぞれの通信販売サイトでチェックしてください。